この写真はウクライナのリヴィウにて昨年春に撮影したものです。 リヴィウは歴史的にポーランド領であったり、オーストラリア領であったりしたため、 ウクライナではありますが、ヨーロッパの雰囲気が漂う場所です。教会の静寂の中で、つられている鳥たちのさえずりが聞こえてきそうだなと感じ、シャッターを切りました。日本の千羽鶴のようにも見え、何か希望の象徴のように思えました。
掲載:月刊紙『日本とユーラシア』2020年6・7月合併号 タイトル:鳥のさえずりが聞こえる 写真:杉村浩司 撮影地:リヴィウ/ウクライナ