日本ユーラシア協会発行、月刊紙『日本とユーラシア』のМФК連載企画。写真はもちろんだが、撮影者によるエッセイ風コメントも工夫がされています。
大きなものは大木のようにずっしりそびえ立ち、小さいものは宝石のように光り輝く。何万という十字架がこの丘に捧げられているが、ある人は愛する人を想い、ある人は遠くはなれた家族を想う。希望を胸に祈る人もいれば、平和を求めて十字架を捧げる人もいる。ひとつひとつの想いが幾重にも重なり、山となり、訪れる人たちの心にまで伝わってくるような迫力を感じます。あなたは何を想ってこの丘に登りますか?
掲載:月刊紙『日本とユーラシア』2017年9月号 タイトル:十字架の丘で 写真:中村正樹 撮影地:シャウレイ/リトアニア