日本ユーラシア協会発行、月刊紙『日本とユーラシア』のМФК連載企画。5月は坂本航司さんのミンスク(ベラルーシ)の写真となりました。
ソ連時代の面影が色濃く残るベラルーシの首都ミンスク。その街外れにある軍事博物館で、夕暮れに佇む男女の銅像を写真に収めた。1941年から45年までのドイツとソ連の戦争では、こうした男女の別れが数えきれないほどあり、男の多くは戦場から戻ってこなかった。その戦争が終わって、今年で73年になる。この平和が、これからもずっと続くことを願ってやまない。
掲載:月刊紙『日本とユーラシア』2018年5月号 タイトル:じゃあ、行ってくるよ 写真:坂本航司 撮影地:ミンスク/ベラルーシ